天寿全うした牡丹に感謝 11月18日「牡丹焚火」 俳人横澤さん迎え講演会も


 桔槹吟社など主催の牡丹焚火俳句大会は、11月18日午後2時から牡丹会館で講演会、午後4時半から牡丹園中央周辺に特設した炉で牡丹焚火、午後6時10分に俳句大会投句を締め切る。
 天寿を全うした牡丹の古木や枯枝に感謝を込めて火にくべる「牡丹焚火」は、大正期の園主柳沼源太郎が親しい俳人らを迎えて供養し始めたのがきっかけ。
 全国的に著名な原石鼎や吉川英治らの作品に「牡丹焚火」は登場し、初冬の季語として「松明あかし」とともに歳時記に収載されている。
 牡丹焚火は前後半で2つの対照的な炎の表情を持ち、前半は積み上げた古木から2㍍以上立ち上る炎と火の粉が勇壮な姿を見せ、後半に差し掛かり火勢が落ち着きを見せ始めると、炎の色は赤から牡丹焚火特有の青紫に変化し、環境省「かおり風景百選」にも選ばれた、芳しい香りがあたりに広がる。
 講演会は講師に静岡県出身の俳人横澤放川さんを迎える。昭和50年に「萬緑」に入会し、中村草田男に師事。昭和61年に萬緑新人賞、平成4年に萬緑賞受賞、同年から「萬緑」編集に加わった。俳句結社「森の座」代表、日本経済新聞俳壇選者など務める。
 演題は「未定」。聴講申し込みは10月20日から風流のはじめ館で定員60人に達するまで受け付ける。
 牡丹焚火を季題・傍題に詠んだ作品を受け付ける俳句大会は、投句1人2句まで、焚火当日または11月21日まで郵送で投稿できる。
 桔槹吟社同人・会員は、俳誌「桔槹」10月号綴り込み投句用紙で、同人・会員以外の場合は便せんなどに2句まで記載し、郵送の場合は宛先(〒962―0727、須賀川市小作田字新町台36―1、江藤文子方牡丹焚火俳句大会宛)へ。投句料は2句1組1人1000円。俳句大会当日か、郵送の場合は定額小為替同封で。
 選者は講師の横澤さん、桔梗吟社同人の江藤文子さん、金子秀子さん、永瀬十悟さん。優秀作品に賞品を贈るほか、各選者による特選者に色紙を贈呈する。

とっておき情報募集